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マンガも描く出版社社長の笑撃日記


by hagizine
 すっかりご無沙汰しました。
 時代は猛スピードで変化しているのを実感しますね。

 1年前に刊行した「まもなく宇宙人が到着します」(田村珠芳・著)が
版を重ねて21刷に達しました。
 
 つづいて1年後の4月に、読者の熱望に後押しされて、
第2弾「これから宇宙人が救いにきます」(田村珠芳・著)を刊行しました。

 こちらも前書と同じか、それを上回る速さで求められて、発売と同時に重版がかかり、
すでに6刷になっています。

 何を言いたいの? でしょ(笑)、はい、わかります、そのお気持ち。
 ここへきて世の人の宇宙への関心度が異常に高まってきたということですね。
 それをひしひしと感じるのです。
# by hagizine | 2008-06-14 13:58
 落書きは楽しかった。
 描きたいように、好きなように、どこにでも描きましたよね。
 それも鼻歌気分で。ときにはぶつぶつひとり言を言いながら。
何かをつぶやきながら、夢中で描いたもんです。

 マンガを描くのも気分は同じ、落書き気分になるのがいちばんと、ボクは思っています。
 描くのが楽しいから、描く。
 描いてみると楽しいから,もっと描く。
 子供時代を思い出して、こんな落書きを描いてみました。
子供にかえって落書きを楽しむ_d0065719_14455450.jpg


 「ヒャーへタッピ! これが大人が描く絵なの!?」
(ありがとう!反応してくれて。マンガは落書き、これでいいんです)

 「これくらいなら私だって描けるよ」(そうなんです、そう思ってもらえれば描いた甲斐があったわけです)

 というわけで、マンガを描くときは落書き気分になりきるというあたり、
わかっていただけましたか。
 次号は、「落書き上手になるにはコツがある」という、秘密の練習法を
披露したいと思います。

わが社のHPを見に来てください。↓
ハギジン出版
# by hagizine | 2005-10-15 14:54

落書きを楽しむ気分で!

 似顔絵を描くのは、プロの漫画家でも簡単にはいかないのです。
 ましてや、マンガらしきものを描き始めたばかりで上手くなろうなんて、無茶というもの。
だから最初のうちはほとんど無視されていましたね。

「・・・何、これ?」
「・・・人の顔らしいけど・・・あ、そうか。(あんたの顔か)それにしてもヘタッピ!」

 相手の顔を見ると、そう描いてあるのがありありと・・・・・・(笑)。
 まったくそのとおりだから、言い訳も、反論もしません。
いや、じつは声を出さずに反論していましたね。
 
(あの大天才、手塚治虫がこう言っているのを知らないだろう。
マンガは下手だから面白いのだ。マンガの面白さは、落書きに始まって
落書きに終わる
、と。でもね、そのうち”ワーッ凄い、マンガ描けるんだア”って、
びっくりさせたるかンね! このへん東海林さだお調になったりして)

 このフレーズは、しっかり覚えておくといいです。魔法のようによく効きます。「ヘタッピ!」
 と言われたら、呪文のように唱えてみましょう。ダメージは全くといっていいほど
小さくてすみますから。ぜひ、ためしてみてください。

 というわけで、ここで強調したかったのは、マンガを、マンガらしきものを描き始めると
かならず起こる現象を先に申し上げて、この先に広がる描くことの楽しさを、みすみす
逃がしてほしくないと思ったからです。

 次号は、「描くのは楽しい落書き気分」です。↓
 ぜひ、わが社のHPに遊びにお越しください。ハギジン出版
# by hagizine | 2005-10-10 18:19

似顔絵の練習

 似顔絵を習得するには、妙案はないようです。とにかく、いろいろ描いてみる。
 そこで漫画家の針すなおさんに描いていただいた自分の似顔絵を手本に、
忠実になぞってそのまま描く練習
をしました。

 ここは面倒だなんていわずに、10回、20回、そう、30回はやりましたね。
 そうしたら、サマになってくるから不思議です。

 自分のが描けると,なんとなく似顔絵ってこういう風に描けばいいんだってつかめるように
なる。描いてみる前と後では、断然ちがう。

 自分のが描ければ、ほかのひとも基本はおなじです。
 そのさいに、コツのようなものを思い出しました。手塚治虫はこういっています。
 
 「似顔絵を上手に描くコツは、誇張、省略、変形が基本だが、
なかでも髪型、鼻、口の特徴をつかんで、思い切り誇張すること。
それだけで似てくるもんです」

 ぼくの場合はそのとおりにはあてはまらないが、特徴は、こんな感じかな。
「四角い顔、特にエラがギュッとはっていること。
目が細くて小さいこと。そして、眉毛が濃いこと」

 これを誇張すればいいということですね。

 こうして何度も練習しているうちに、ほぼ完成したのが下の似顔絵です。
 左から針すなおさんのお手本、ぼくがだいたいいつも描いている絵、
一番右がその応用技(生意気すぎる?)です。 
似顔絵の練習_d0065719_14102138.jpg

次号は、描けるぞ、いけるぞ、マンガ描き編です。
わが社のHPを見に来てください。↓
マンガも描く社長の会社のHP
# by hagizine | 2005-10-01 14:42
 似顔絵は、むずかしいです。
 最初からスラスラ描ければ,だれだってすぐプロになれますよ。

 練習してコツをつかむしかないようです
 そこで、ボクはお手本を見つけて、まねをすることからはじめました。
 幸いなことに、会社をやめて独立するときに,漫画家の針すなおさん
餞別代わりにボクの似顔絵を描いてくださったのを、お手本にしたのです。

 似顔絵を見ながら、同じタッチに似せて何回も自分で描いてみる。
 10回以上、もっと・・・・・・20回はやったかな。

 そうすると、不思議なことに描けるんです。
 だんだんとコツがわかってくる。
 もちろん、超ベタ(当然・・・笑)だけど、何となく似ていなくもない、
自画像ならぬ「自画似顔絵」が描けるようになってくるんですね。
 「ちょっと待った・・・!

 あなたの場合は、プロに描いてもらったお手本があるけど,うちらにはないよ、
どうしてくれる?」
 ってことになりますよね。
 方法はいろいろあります。

 マンガのちょっとは描ける友人に描いてもらうとか。
 いままでの人生でいたずら描き程度の落書きした似顔絵を思い出して、
描いてみるとか。
 おすすめは、縁日やイベントなどの「似顔絵描き屋さん」に描いてもらった
ものなど、いいですね。
 
 それらをもとに、とにかく描いてみる。

 やってみると案外簡単なことが実感できます。
 次号は、その実践例を紹介します。
 つまり、ビフォー、アフターってことでしょうか。 
 
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# by hagizine | 2005-09-24 14:23